たくさんのご応募とサポートを感謝いたします!

ホノルル フェスティバルは、2016年6月、アートコンテストを開催しました。
このアートコンテストは、学生を含むハワイ在住の方へ門戸を広げ、参加を呼びかけました。
作品はホノルルフェスティバルのメインテーマの「Pacific Harmony」と、第23回のサブテーマ「Cultural Harmony, Journey to Peace」の2つを盛り込むことを条件としました。

35作品が応募された後、Facebookでの一般投票、ホノルルフェスティバル財団メンバーでの投票、特別審査委員Clarence Lee Design & Associatesの社長兼アートディレクター山本訓照氏の投票による3つの審査過程を経て、各受賞作品が決定しました。

入選された5人の方々を発表いたします。

 

受賞カテゴリー

1. ホノルル フェスティバル公式アーティスト2016 : Ryoko Sakamaki
2. 特別審査員賞 : Gina Watanabe
3. 高校の部 : Kathleen Bareiszis
4. 中学校の部 : Cosette Wu
5. 小学校の部 : Joshua Dela Cruz

ホノルル フェスティバル公式アーティストに選ばれたRyoko Sakamakiさんの作品は、ポスターやフライヤー、公式ガイドブックのメインビジュアルとして採用されました。

ホノルル フェスティバル開催期間中、全作品はハワイコンベンションセンターに展示されます。
ぜひ、素晴らしい作品を見にお越しください。皆様のご応募とサポートに感謝いたします。

ホノルル フェスティバル公式アーティスト2017

Ryoko Sakamaki

日本の高知県出身。京都造形芸術大学 日本画科卒業。
卒業後喫茶店を経営、そこで現在の夫(ハワイ出身)と出会い結婚、ハワイに引っ越す。
現在は二人の子育てとその合間に日本の会社でイラストレーターとして働く。
趣味は読書と絵を描く事、旅行等。
大学卒業後6年ほど絵を描く事から離れてしまったが、再度絵を描き始めて一生通してやりたいと思うのはこれだと再確認。精力的に作家活動を行っている。

作品について:

多種多様な人種、文化が混在するここハワイでは、多くの人がハワイの文化であるアロハの精神を大切にし、国籍や言語、文化の違いを超えて仲良く暮らしています。このハワイからそんな人々の営みが世界に広がる事を願って、又私の母国である日本でも大切にされる「和の心」の和と輪をかけて皆が手を取り合い、お互いを尊重しあい皆が幸せに生きていける世界を表現したく、この絵を描かせていただきました。

ホノルル フェスティバル財団理事長 治福司からの公式アーティスト受賞作品へのコメント:

「ハワイ語のALOHAは、5つの単語の頭文字。」

私が、ハワイに赴任してすぐ、あるハワイアンから教えてもらったことです。
A・・・Akahai   慈悲
L・・・Lokahi    ハーモニー
O・・・Oluolu    優しさ
H・・・Haahaa   謙遜(けんそん)
A・・・Ahonui   忍耐
そんな意味が、この「アロハ」の言葉にこめられているのだそうです。この作品で、まず目を引くのがハートの中にあるこの言葉。そして、この言葉を中心に世界の様々な国の人々が手をつなぎ、ハワイ諸島を背景に「和」を成しています。正にホノルルフェスティバルの今年のサブテーマ「Cultural Harmony, Journey to Peace = 文化交流、平和への道」を象徴するこの絵は、我々の心に感動すら与えます。人々が互いに多様性を認め価値観を共有し平和が世界となるようホノルルフェスティバルの様々な活動を通じ情報発信すること。そのことこそ我々のテーマです。我々のそうした思いを表現した素晴らしい絵にALOHAの気持ちをこめて表彰させていただきたいと思います。

ALOHA !

特別審査員賞

Gina Watanabe

小さい頃からアートやパソコンそして、自然科学に興味を持つ。
現在は、ハワイ大学マノア校で生物学を専攻している大学1年生。数々のアイディアを取り込んだ作品のデザインを行う。様々な文化に触れる事が好き。
作品について:HonoluluFestivalProfilePicture

毎年のホノルルフェスティバルに足を運ぶ度に、皆さんの笑顔と活気に迎えられ国際豊かなハワイを思い起こします。特に印象的だったのが、異文化を代表する様々な色でした。それらの色によって、それぞれの文化にある民族衣装や伝統楽器そして、伝統武器が表現されていました。メインテーマの「Pacific Harmony」と第23 回のサブテーマ「Cultural Harmony, Journey to Peace」を多数の色を使い、幾何模様で表現しました。それぞれの模様は、とても美しく大らかにハワイで融合する文化を表しています。また、「平和」と「和」を自然や人々そしてホノルルフェスティバルを象徴する花火を描いて表現しました。

特別審査員 山本訓照氏からの特別審査員賞受賞作品へのコメント:

テーマである「パシフィック・ハーモニー(愛と信頼) 文化交流、平和への道」を、見事に表現した素晴らしい作品ですね。ユニークな表現手法・色彩・構図により、非常に力強い平和へのメッセージ、そして、ハワイから発信する未来への希望を感じさせてくれる表現豊かな絵です。ハワイを感じる女性の手から飛び立つ鳥たちは、ハワイの大地・海から世界へ平和を広げていく様を表現していると思います。飛び立つ先にある5つの円は、おそらく世界5大陸を表しているのだろう。それぞれ色の違う異民族の文化が交流することで、ハワイから「愛と平和への道」を作ることができればという願いを、この絵から感じることができます。また、平和の象徴である鳥と、道を表す女性の髪の2点を黒のシルエットで強調している点などが、より強いメッセージ性ある絵となっています。表現手法として、この絵の素晴らしさは、対比をうまく使っていることです。下部のハワイ表現はアナログ風タッチで、人の温もり、やさしさを感じさせ、上部は平和へ向かう、キラキラした明るい未来を感じるデジタル表現にすることで生まれる対比。同時に色彩も上下で濃淡・彩度を対比させることで絵全体のコントラストが完成度を高めています。この素晴らしい絵を審査員特別賞として選ばせていただきます。おめでとうございます。

高校の部/中学校の部/小学校の部

高校の部: Kathleen Bareiszis

作品について:

ハワイのやさしさを表現した絵を描きました。ハワイと他の国々の違いは、人々を温かく歓迎する気持ちと共同体意識が強いことです。多くの人々が互いに多様性を尊重しあう様は美しく立派です。作品を制作するにあたってホノルルフェスティバルのウェブサイトを見ていたら、ホノルルフェススティバルのロゴを作品に取り込むことをひらめきました。そして、ホノルルフェスティバルのサイトに載っている画像や様々な文化をみて一体感を感じました。参加者の笑顔と友好を深めている様に感銘を受け、作品の中で再現しようと思いました。ハワイは異文化を受け入れ、多様性を認めあう環境として恵まれています。また、ハワイで暮らすということは「旅」そのものだと思い、橋とハワイを象徴する風景を描きました。この素晴らしく壮観なハワイで日々感じる人々の友情や温もりをこの作品を通して感じてもらいたいと思います。

中学校の部: Cosette Wu

作品について:

海に沈む夕日、ヤシの木、そして鳥を描きました。海の上を高く飛んでいる鳥は「平和」と「和」を象徴しています。環太平洋地域を含む全ての国々を結ぶ、海の上を舞う鳥の様を表しました。また、作品に書かれている太陽は植物や動物そして、人類などの全ての命に光を照らしています。自分の作品で気に入っているところは、青、ピンク、オレンジそして黄色が交わった背景です。それらの異なる色が見事に融合した様は文化の調和を表しています。

小学校の部: Joshua Dela Cruz

作品について:

憎しみより平和の気持ちを持つ事をテーマに描きました。上に描かれている神の手は私たちを新しく生まれ変わらせる様を表しています。平和と愛が私たちを繋ぐように地球の島々は中心に描かれているハートに繋がっています。それは、「神の愛は私たちを一つにする」という意味も込められています。

特別審査員

KUNI YAMAMOTO

President & Art Director of Clarence Lee Design & Associates http://clarencelee.com

日本・大阪出身。大阪芸術大学デザイン科卒業後、デザイン会社AIDMAで企業のブランディングから印刷物・商品パッケージなどのデザインで活躍。日本での主なクライアントとして、Panasonicグループ、NTTグループ等を持つ。2005年ハワイに渡米後、当事務所の副社長兼アートディレクターとしてグラフィックデザイン全般を担当。同時にインターナショナル部門・Web部門を立ち上げ、経営に加わる。創業者クラレンス・リー引退後の2007年に社長兼アートディレクターに就任し、現在に至る。

最近では、ハワイ最大のデザイン賞「AAF Pele Award」を2009〜2016年の8年連続受賞。 隔年開催の「AIGA Hawaii’s 5-0 Design Award」を2011・2013・2015年の3回連続受賞し、ハワイTOP5デザインにも選ばれる。 その他、 「HOW International Design Awards」を2014・2015年の2年連続受賞するなど、全米のデザイン賞も受賞歴多数。主な作品として、Hilton Grand Vacationsのブランディングやプロモーションデザイン。 DFSのプロモーションデザイン。 JTB Hawaiiのクジラ型バス「‘Oli‘Oli Walker」のバスグラフィック・マスコットキャラクターや、アラモアナステーションの空間グラフィック。 T Galleria Hawaii内のインタラクティブ・ゲームステーション「iQ Hawaii」のトータルブランディング。 Marukame Udonの米国展開向けブランディング。 ITO EN USAのパッケージデザイン。 Royal Hawaiian Cookieのブランディングデザイン。 Baba’s Coffeeのブランドプロデュースなど様々なプロジェクトを手掛ける。

2015年、創業50周年を迎えるにあたり、ハワイへの恩返しの想いから、地元企業のメイドインハワイ商品を統一ブランドとして商品開発・販売を行い、売上の一部をハワイのために役立てる、ハワイ州政府観光局公認の地域活性・社会貢献プロジェクト「111-HAWAII PROJECT」を立ち上げる。
http://www.111­hawaii.com

AIGA会員(アメリカ・グラフィックアート協会)
JAGDA会員(日本グラフィックデザイナー協会)