立正佼成会ハワイ仏教会の会員は、読経を行いながら、笛・鈴・太鼓を演奏し、他のメンバーが纏(まとい)を振り回します。
伝統的な纏は、「頭板(とうばん)」と呼ばれる木製または真鍮製の本体部分と、「馬簾(ばれん)」と呼ばれる革や紙の房で構成されています。
頭板は金属製の底部が付いた木製の棒の上に取り付けられ、重さは約45ポンド(約20キログラム)あります。
立正佼成会では、パレードの際に纏を使用しています。纏を力強く掲げ、振り回すその情熱は、人生や仏教の教えを前向きに受け止め、力強く生きる姿勢を象徴しています。

江戸時代の日本では、都市で火災が頻繁に発生していました。火消し(消防隊)は火事現場へ駆けつけ、纏を掲げて仲間を鼓舞しました。
各消防組から選ばれた一人の火消しが、燃え盛る建物の上で纏を振り回しました。それは、纏が燃えてしまわないようにという思いとともに、仲間たちが必死に消火活動にあたるよう奮い立たせるためでした。それぞれの消防組は、独自の彫刻や装飾が施された固有の纏を持っていました。