日本の文化「SAKE」を、ハワイから世界へ

3月7日(土)、8日(日)、ハワイコンベンションセンターにて、Sake & Food Festが開催!日本酒や焼酎、泡盛などの「日本のお酒(SAKE)」は、日本が世界に誇る固有の文化です。文化交流を主なテーマとするホノルルフェスティバルは世界に向けてSAKEの魅力を発信する一助となりたいと考え、「酒」とその酒に合う「食」をテーマにした「Sake & Food Fest」を開催します。

会場は2部構成。まずは「酒」の歴史と知識とが大型パネルでわかりやすく学ぶことができる『ラーニングゾーン』へ。『歴史パネル』では、ハワイの日本酒の歴史を年表と共に一挙公開。古くはさかのぼること1880年代、かのデイビット・カラカウア王も日本の「酒」を召し上がられたといいます。その数十年後には、日本の贅沢品として位置付けられていた酒は、日系人の努力の結果、輸入することなくハワイで造り出すことに成功し、多くの酒蔵がオアフ島やハワイ島に誕生していきました。その他にも意外と知られていない涙とロマン溢れるハワイでの酒づくりの歴史を紐解きます。

『酒知識パネル』では、一般的に「酒」とひとくくりにされている日本の酒も実は、日本酒、焼酎、泡盛の3種類に分類されることを原材料や蒸留方法なども含め詳しくご紹介します。また、4つのカテゴリーに分類されるSAKEの味覚チャートで、自分好みのお酒を選んだり、ワインと同じように料理との相性の良いお酒を選べるようになるなど、体系的にお酒のリテラシーを得ることができます。協賛の日本酒造組合中央会からの英語・日本語による「Sake」のパンフレットの配布やわかりやすいDVD放映なども予定されています。

第1部の『ラーニングゾーン』でしっかり「学び」ができたなら、第2部の『エクスペリエンスゾーン』へ。Iichiko(三和酒類)、白岳しろ(高橋酒造)、菊水(菊水酒造)、松竹梅(宝酒造)など日本の有名酒蔵4社が、はるばる日本からその酒のセレクションと共にハワイ入りして、特別ブースでその魅力をお伝えするほか、北は北海道から南は沖縄までの総勢68にものぼるお酒の銘柄が並ぶブースで、ご当地の魅力溢れるお酒を無料で試飲することができます。

33年ぶりに復活!ハワイ産の日本酒がSake & Food Festで初お披露目!

ハイライトは、ハワイでは日系人の手によって守り育てられた酒づくりも最後の酒蔵がその扉を閉じて以来、長年そのユニークな技術や文化の継承者がいないままの状態でしたが、なんと今年2020年3月、33年ぶりにカカアコに復活した日本酒の酒蔵「Islander Sake Brewery」が、岡山県雄町の新米を使用して、ここハワイで作った純米吟醸を初披露します。数に限りがありますが、試飲も可能です。お見逃しなく!

お酒のお供にかかせないのが、美味しいフード。試飲ブースのすぐ近くには、思いがけないローカルフードとお酒のマリアージュを見つけることができるフードブースが立ち並び、縁日的な「まつり」の醍醐味を楽しんでいただけます。

《イベント概要》

  • 名称 :Sake & Food Fest
  • 開催地 :ハワイコンベンションセンター1階 ブースエリア奥
  • 主催 : ホノルルフェスティバル財団
  • 協賛 : 日本酒造組合中央会・国際酒会
  • 日時 : 2020年3月7日(土)10:00~18:00
    3月8日(日)10:00~15:00
  • 内容 : 酒文化パネル展示と酒試飲コーナー、フード販売

※試飲には写真つきのIDをご提示ください。
※お酒のサンプルは数に限りがございます。