share2011

2012年の第18回ホノルル・フェスティバルにおいて、今年もカピオラニコミュニティーカレッジとのコラボレーションプロジェクト 『Share Your Voice (シェア・ユア・ボイス)プロジェクト』が行われました。

このプロジェクトは、ホノルル・フェスティバルが、カピオラニコミュニティーカレッジの日本語クラスの生徒の皆さんに日本をはじめとする環太平洋の国の人達や文化に接しながら様々な体験をしてもらいたい、そして、これからの時代を担う若い世代の人達が見て感じたホノルル・フェスティバルを紹介してもらいたいというところから始めたもので、今では授業の一環として行われています。

生徒の皆さんが、ホノルル・フェスティバルに参加する各国のグループの人たちや会場を訪れる世界中の人々に実際に接し、直接話しを聞くことで、いろいろな国の人が様々な思いを抱き、また、誇りや信念を持って何かを行っていることを知ってもらえる大変良い機会となっています。
また、このプロジェクトは、インターネットを使ってライブストリーミング配信することで、ホノルル・フェスティバルを世界に紹介するというプロモーション活動を体験する場にもなっています。

それぞれがそれぞれの担当をしっかりこなしています。

それぞれがそれぞれの担当をしっかりこなしています。

チームが力を合わて、あれこれ考えることが大切です。

チームが力を合わて、あれこれ考えることが大切です。

今年参加した生徒は32名。2012年3月2日(金)から4日(日)の3日間、学生達はハワイコンベンションセンターの会場からステージの様子や出演者、来場者へのインタビューをライブストリーミングしたり、会場をまわってインタビューを行い、それをビデオ撮影したりしました。日本語クラスの生徒ということもあり、インタビューやライブストリーミングは、日本語と英語の両方で行いました。

ホノルル・フェスティバルを紹介するため、インタビュアー、カメラマン、サウンド、twitter や facebookでの情報配信などいくつかの担当に分かれ、それぞれの担当をひとりひとりがこなしました。
そして、パフォーマーの皆さん、クラフトフェアに出店している皆さん、ブースを出展している皆さん、会場に遊びに来ている皆さんと、それぞれ異なる形でホノルル・フェスティバルに接している皆さんに話を聞きました。

ホノルル・フェスティバルのことを知らなかったという生徒も多く、実際に会場を回り、インタビューをしているうちに、ホノルル・フェスティバルがいろいろな国の人達の文化交流の場になっていること、そして、ホノルル・フェスティバルが果たしている役割を実感したようでした。
生徒の感想の中で一番多かったのが「ハワイに来て、自分たちのやっていることや文化を広めようとしているその一生懸命な姿に感銘を受けた。」というものでした。日本からの学生の中には、「日本について知らなかったことも多く、勉強になった。これから日本人として日本文化を広めていきたい。」という生徒もいました。また、「文化の交流は言葉がわからななくてもできる、楽しさは伝わるということを会場の至る所に感じた。」という生徒もいました。

ホノルル・フェスティバルでは、こういった地元コミュニティーや学校とのつながりを大切にし、育てていくと同時に、多くの若い世代の人達に世界の人々との文化交流ができる場を提供していきたいと思っています。

ステージを終えたアラスカ ネイティブ ヘリテージセンターの方にインタビュー。

ステージを終えたアラスカ ネイティブ ヘリテージセンターの方にインタビュー。

コスプレカフェでインタビュー。

コスプレカフェでインタビュー。

金魚すくいを初めてやったという男の子にインタビュー。

金魚すくいを初めてやったという男の子にインタビュー。

メイドインハワイのクッキーを作っている方にインタビュー。

メイドインハワイのクッキーを作っている方にインタビュー。

バンド&オーケストラ・フェスティバルに参加していたカラニハイスクールの先生にインタビュー。

バンド&オーケストラ・フェスティバルに参加していたカラニハイスクールの先生にインタビュー。

それぞれがそれぞれの個性と才能をもち、その力を発揮してくれました。

それぞれがそれぞれの個性と才能をもち、その力を発揮してくれました。

第18回ホノルル・フェスティバルのライブストリーミング映像