2017年3月12日、第23回ホノルル フェスティバルのフィナーレは、毎年観る人にたくさんの感動を与えている長岡花火。今年で6回目の打ち上げを迎えました。

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グランド・パレードが終了した直後のカラカウア通りは、花火開始1時間前にも関わらず、早くも観覧に向かう人々で溢れかえり、ビーチは既に花火を今か今かと待ち構える人々が大勢押し寄せていました。

時刻は20時30分。

ワイキキビーチの海上にスーっと一本の光の道が出来たかと思うと、夜空に大きな白い華が咲きました。
“平和への祈り”を込めた白一色の花火です。

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3発の白一色の花火を皮切りに、ホノルル フェスティバル長岡花火がスタートしました。

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ラジオステーション105 KINEから流れるバックグランドミュージックが花火をいっそうドラマティックに盛り立てます。ハワイ州の州歌「ハワイ・ポノイ」に合わせて、テンポ良く打ち上がる花火。

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新潟県中越地震から約10年の刻を経て長岡の復興のシンボル『フェニックス』が、平原綾香さんの曲「ジュピター」に乗せて打ちあがりました。

大きな花火が上がるとビーチのあちらこちらから「ワー!キャー!」と歓声と拍手が沸き起こっていました。

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色鮮やかな花火と共に流れる曲は、ホノルル フェスティバル テーマソング 平井大「〜ONE LOVE Pacific Harmony~」。ワイキキビーチ全体が、柔らかい雰囲気に包まれました。

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そして、いよいよクライマックス。
長岡が舞台の大河ドラマ「天地人」の壮大なテーマ曲で辺りは興奮の渦に。

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『しだれ柳』の乱れ打ちで、ボルテージは最高潮に!

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約15分もの間、ワイキキの空は「慰霊」「復興」「世界平和」の祈りを込めた長岡花火で彩られ、花火終了後は笑顔と、口々に交わされる興奮と感動の語らいがビーチを埋め尽くす人々から溢れていました。

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まるで人々を温かく包み込むようにゆっくりと消えていく最後の花火

今年で第23回目と毎年の積み重ねを続けてきたホノルル フェスティバル。
手探り状態のスタートに始まり、今やハワイ州やアメリカだけでなく、全世界からの参加者が開催を楽しみにしてくれるまでの大きな交流イベントになりました。

「パシフィック・ハーモニー」“愛と信頼” をテーマに、これからも民族や世代を越えた交流の輪を広げ、日本とハワイ、ひいては環太平洋諸国、全世界的な親善の輪をより大きく幾重にも作るイベントへと成長していきたいと願っています。

長岡市とホノルル市をはじめ、花火を打ち上げるために惜しみないご支援とご協力を賜りましたスポンサーの皆様、そして長期間に渡りご尽力くださいました関係者全ての皆様へ感謝を申し上げます。